能登地域のキノコ・山菜の採取活動と生態系サービス
Nakazawa, Nahoko, Kamiyama, Chiho, Saito, Osamu, Okuro, Toshiya and Takeuchi, Kazuhiko, (2014). 能登地域のキノコ・山菜の採取活動と生態系サービス. 土木学会論文集G(環境)環境システム研究論文集, 70(6), II 141-II 150
Document type:
Article
Collection:
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Sub-type Journal article Author Nakazawa, Nahoko
Kamiyama, Chiho
Saito, Osamu
Okuro, Toshiya
Takeuchi, KazuhikoTitle 能登地域のキノコ・山菜の採取活動と生態系サービス Appearing in 土木学会論文集G(環境)環境システム研究論文集 Volume 70 Issue No. 6 Publication Date 2014 Place of Publication Tokyo Publisher Japan Society of Civil Engineers Start page II 141 End page II 150 Language jpn Abstract 天然のキノコ・山菜は特用林産物として古くから利用され、その採取活動は様々な生態系サービスと関係している。これらの林産物は市場を介さない自家消費が多く、これまで定量的な価値評価はあまり行われてこなかった。本研究は、石川県七尾市の釶打地区を対象地に聞き取り調査を実施し、採取活動の実態を定量的に明らかにすることで、それらの経済的、文化的価値の評価を試みた。市場価格から金銭換算した結果、天然のキノコ・山菜による供給サービスは比較的高い経済的価値を有していることがわかった。また、文化的サービスの観点からは、採取活動は、その贈答や食文化の継承を通して、地区内外の交流を深めるという社会的意義を担っていること、採取行動と加工処理の過程においても、経験や技術に裏付けられた文化的な価値を有することが示された。 Keyword Provisioning Services
Cultural Service
Non-timber forest products
In-depth interview
Ishikawa prefectureCopyright Holder Japan Society of Civil Engineers Copyright Year 2014 Copyright type All rights reserved ISSN 21856648 DOI 10.2208/jscejer.70.II_141 -
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