「アフリカにおけるグローバル人材育成事業」: 国連大学による能力開発へのアプローチ
Imai, Natsuko, (2016). 「アフリカにおけるグローバル人材育成事業」: 国連大学による能力開発へのアプローチ. 留学交流, 58 10-16
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Article
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Sub-type Magazine article Author Imai, Natsuko Title 「アフリカにおけるグローバル人材育成事業」: 国連大学による能力開発へのアプローチ Appearing in 留学交流 Volume 58 Publication Date 2016-01 Place of Publication Tokyo Publisher Japan Student Services Organization Start page 10 End page 16 Language jpn Abstract 国際社会のグローバリゼーションは教育現場の国際化も加速させており、日本を留学先に選ぶ外国人学生数は2000年から増加し、2012年以降、日本は留学生受入数8位の順位を維持している。その一方で、OECDの報告によると、日本の学生らが海外へ留学する割合は2005年から低下し続けているという。その要因として、日本国内の高等教育の質の高さが認められると同時に、近年の日本人学生が、リスクの伴う新たな経験を積むことに対し消極的になり、内向的に陥りつつある点が指摘されている。国際社会でも懸念された、近年に見る日本人学生の海外留学数低下への取組みとして、文部科学省は2013年、留学支援事業「トビタテ!留学JAPAN」を開始し、啓発活動や奨学金の設置など積極的な活動を行っている。国連大学サステイナビリティ高等研究所(以下UNU-IAS)が実施する「アフリカにおけるグローバル人材育成事業」(以下GLTP)もまた、2013年より文部科学省からの支援を受け、日本人学生のアフリカへの留学を後押しする事業として開始された。 本稿では、UNU-IASによる、アフリカをフィールドとしたグローバル人材育成の取組みの一つであるGLTPを紹介し、本学がアフリカに焦点を当てる上で重視する政策的枠組みやGLTPのアプローチ、また事業三年目を迎えた現時点での成果を踏まえ、UNU-IASが考えるグローバル人材像についての考察を共有したい。 UNBIS Thesaurus AFRICA Keyword Global Leadership
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Citation counts Search Google Scholar Access Statistics: 1246 Abstract Views - Detailed Statistics Created: Thu, 14 Jan 2016, 15:37:25 JST by Makiko Arima on behalf of UNU IAS